「ホテルにコインランドリーがない!」
「出張中の洗濯はどうするんだろ?」
「海外のホテルに洗濯依頼をするのは少し心配」
と出張中の洗濯について悩んでいる方に向けて、出張中の洗濯の方法を紹介します。
- 出張中の洗濯方法
- 出張中の洗濯グッズ
- 洗濯物の脱水方法
- 乾燥方法
上記のような疑問や悩みにお答えします。
洗濯方法をマスターすると、かさばる服の量を減らせるので出張の荷物を軽くできますよ!
本サイトでは、年間100日以上出張に行っていた著者が、一段落上の快適な出張生活を送るためのコツや、出張に役立つ情報や発信しています。
出張中にできる洗濯の種類
出張中に洗濯をするためには以下の方法があります。
- ホテルのランドリーサービス
- コインランドリーに行く
- 自分で手洗い
ランドリーサービス
ホテルに滞在する場合、ランドリーサービスを使用できます。
洗濯やアイロンがけしてくれるホテル宿泊者向けの有料サービスです。
たまにないホテルもありますが。。
使い方は部屋に備え付けのランドリー袋に洗濯ものを入れ、ドアの外に置いたり、ホテルのフロントに渡すと翌日以降に仕上げて返却してくれます。
オプションで当日仕上げや、アイロンがけをしてくれるホテルもあります。
紹介する中では仕上がりは良いのですが、安くはありません。。洗濯費は出張で精算できないので節約したいところです。
アメリカでは靴下洗濯してもらうのに1ペアで400円。。。
靴下買えちゃえますね。
洗濯する時間がない方や、シャツにアイロンをかけてほしい方にはとてもおすすめのサービスです。
稀にですが、枚数に制限はありますが、無料で洗濯してくれるホテルもあります。その場合はランドリーサービスを使わない手はないので臨機応変に対応しましょう。
中国出張でのランドリーサービス小話
出張中忙しくて、ホテルのランドリーサービスを利用したことがあったのですが、返却されたのがなんと3日後。。
あやうく服が足りなく、、実際足りなくなってしまったので手洗いしてなんとかしのいだことも(笑)
帰国にも間に合ってよかったです。。。
返却日を見誤らないように注意しましょう!!
ホテルによるとは思いますが、特に海外ではルーズなところも多いのかなという印象でした。
この件があったので、海外出張中はもっぱら手洗い・コインランドリー派です。利用するにしてもかなり慎重になりました。
コインランドリー
ホテルの中や、街中にあるコインランドリーを使うのもいかがでしょうか。
ホテルのランドリーサービスよりは安く、まとめて服を洗濯したいときに便利です。乾燥機もついているので仕上がりもふんわりして気持ちいいですよね。
暖かい洗濯物に囲まれる何とも言えない幸福感が好きです(笑)
ホテルの中にあるコインランドリーは設置している台数にもよりますが混雑しがちです。ホテルにコインランドリーがあるのか、ホテルの周囲にあるのか確認しておきましょう。
また洗剤がついていないところもあるので念のため持っていきましょう。おすすめの洗剤は後述します。
コインランドリーですが意外と時間が制約されます。出張中で後に予定がなければいいのですが、洗ってから洗濯物を回収しないといけません。
洗濯している最中、時間はあるのですが、「あと30分で取りに行かないとな。。」と考えたりしないといけません。少し時間に縛られている感じが嫌…
時間に余裕があって、安く、乾燥機までかけたいにおすすめです。
手洗い
ホテルにコインランドリーが設置しておらず、周囲にコインランドリーもない!ホテルのランドリーサービスは高いしな…という方は自分で手洗いしましょう。
自分で洗うので経済的です。めんどくさそうと思われる方もいるかもしれませんが、慣れると10分ぐらいできれいに洗って干せるようになりますよ。
コインランドリーに行く手間や、待っている時間の節約にもなるのでいいですね。
出張中に手洗い洗濯する方法
手洗いといってもやみくもに洗うと、衣類が痛んでしまいますし、効率もよくありません。
出張先で洗いに気を使うような私服をいっぱい持って行っていくことは少ないとは思いますが、念のため手洗いする際に気を付けるポイントを紹介します。
毎日着替える衣類でも、手洗いできるのであれば、多めに持っていく必要はなくなって、荷物も少なくできます。
出張中に手洗いする洗濯物・しない洗濯物
出張中に手洗いするのに向いているもの、向いていないものがあるので確認していきましょう。
出張中に手洗いするものは、下着や靴下、Tシャツなどの薄手のものです。作業着がある方は作業着も洗いましょう。厚手のものであれば乾くまで時間がかかるので注意が必要です。
ジーンズやトレーナー、セーターなどは乾くまで時間がかかるので手洗いには向いていません。どうしても洗いたい場合は1日以上乾くまでかかることを見越して洗濯してください。
手洗いしないもの
・ジーンズ
・トレーナー
・セーター
それでは洗い方の方法について紹介していきます。
バスルームのバスタブを利用して一気に洗濯する方法
バスタブでの洗い方の手順
1.ホテルのバスタブにぬるま湯をためて、洗剤を溶かします。
2.衣類をシンクの中に入れます。
3.手or足を使って、衣類を押したり、踏んだりします。
4.衣類の反対側を上にし、③をします。
5.③と④を2、3回繰り返して、そのまま5分間つけ置きします。
6.軽くシャワーで流しながら、バスタブをきれいな水に入れ替えます。
(洗剤は入れません)
7.③と④を繰り替えして、すすぎましょう
服を踏みながら洗っているときは、となりのトトロを思い出します。(笑)
海外のホテルでは、そもそもバスタブがなかったり、あったとしても栓が閉まらないこともしばしば。
バスタブに水が貯めらない時は、洗面台や、防水バックを使って洗濯も可能です。
洗面台で少しずつ洗濯する方法
基本的にはバスタブでの洗濯と変わりませんが、シンクより小さい分、少しずつとなります。毎日着ている下着やシャツを洗いたい方にはおすすめです。
少しずつしか洗濯できないので一気に洗おうと思うと時間がかかるので注意しましょう。
また洗面台は小さいので水がこぼれてしまったりも…、国内の多くんのビジネスホテルはユニットバスなので床が濡れてしまうとちょっと嫌ですよね。
防水バック・ウォッシュバックで洗濯する方法
洗濯物が多くてもウォッシュバックがあれば一気に洗えます。水や洗剤に触れなくても良いので手荒れが気になる方にもおすすめです。
防水バックでの洗い方の手順
1.袋の中にぬるま湯を入れて、洗剤を溶かします。
2.衣類を小さくたたんで入れて、袋をしっかり閉めます。
3.袋の外から揉んだり、振ったりしながら5分ぐらい洗います。
4.きれいな水に入れ替えて、揉んだり振ったりしてすすぎましょう。
中に水を入れすぎると重たくて振れないですが…、その場合は水を少なくしてOKです。
なかなか良い筋トレにもなります。
洗濯専用のウォッシュバックはコチラ↓
公式サイトの洗い方の動画がわかりやすいです。
防水バックの代替品として、スーパーでもらえるビニール袋で洗う方もいるようですが、袋が破れたり、口が開いてしまったりしたら大惨事です。目もあてられません。専用のものを使いましょう。
また欧米の場合、子供の窒息を防ぐためにビニール袋に小さい穴が開いていたり、袋が薄いので洗濯にはそもそも向かないです。
出張中の洗濯もの脱水方法
出張中の洗濯で困るのが脱水です。
雑巾のようにしぼってしまうと服もシワしわになったり、手も疲れる割りに、水気は取れません。しっかり脱水できない状態で干してしまうと乾燥に時間がかかったり、生乾き臭の原因にもなります。
私が行っているおすすめの脱水方法を紹介します。
脱水の手順
1.衣類を小さくたたみます。
2.たたんだ状態で洗面所などで上から押して水気を切ります。
3.ある程度水気が取れたら、衣類をバスタオルに挟んで、上から押して吸水させます。
③でバスタオルだけで脱水していると、すぐに水気を吸い取らなくなるので、絞れば何度も水を吸い取ってくれるセームタオルで脱水すると便利です。
バスタオルが2枚、3枚と部屋に置いているのであればなくても対応できるかもしれませんが、なかなかビジネスホテルでは厳しいでしょう。セームタオルは非常に便利です。
出張中の洗濯もの干し方
出張中のホテルで洗濯物を干す場合は、寝室に干す方がベターです。
エアコンで乾燥しているので寝室に干す方が洗濯物は乾きやすく、ご自身の肌や、喉の乾燥対策にもなり一石二鳥です。
ビジネスホテルの寝室側に洗濯ロープを設置してくれれば良いのですが、設置していたとしてもバスルーム。
しかも洗濯ロープを設置していなホテルも高確率であります。
椅子やテーブル、クローゼットの中で干せますが、干してもなかなか乾きづらいので、寝室に干せるよう洗濯物ロープを持っていくことをおすすめします。
干す際の注意点
1. 洗濯ロープが張っていないと、ハンガーだと洗濯物が垂れて集結してしまいます。
2. 未乾燥を防ぐために、エアコンの風が当たるとこに干しましょう。
3. 生乾き臭を感じたら熱湯をかけて、もう一度洗います。(洗い方へ戻る)
4. 洗濯物を干していて清掃員に部屋に入られたくない時は、「起こさないでください」の札
③の生乾きの原因は増殖した雑菌です。ホテルのポットで沸かした熱湯でも、臭いが解消されます。
④で下着を干していなければ清掃員が部屋に入っても大丈夫!という方は優先的に下着を乾かします。セームタオルで優先的に脱水したり、ドライヤで乾かしてスーツケースなどになおしましょう
韓国出張での乾燥小話
冬場韓国へ出張に行ったときに日本と同じ感覚でいたのですが、ものすごく乾燥しました。
外は寒いけど部屋の中はなんか暖かい、通り越してなんか暑い!そして乾燥している!原因?はオンドルでした!
高校時代ぶり?にオンドルを思い出して少しテンション上がりましたが、乾燥がすごい。
乾燥をどうにかしようとお風呂に水を張って寝ましたが、寝室と少し離れていたので、水を張った効果は届かず喉がやられてしまいました。あの時部屋干ししていたら喉をやられなくてすんでいたのかな…
あとは簡易的な加湿器が大事だなと感じました。長期出張の便利アイテムはコチラ
出張中の洗濯の便利アイテム7選
一部すでに紹介していますが、出張中の洗濯に役立つ便利なアイテムを持っていくと、効率よく洗濯することができます。
便利といっても、便利なアイテムが多すぎるとかさばってしまい、服を減らした意味がなくなってしまいますよね。
【洗濯用】防水バック・ウォッシュバック
出張先で洗面台やバスタブに水が貯めれない時の洗濯にも、バケツの代わりとしても活用できます。
使い方は、防水バックにぬるま湯と洗剤を入れて、服を入れて軽く振るだけ!簡単ですね!
サイズは5、10、20、25、30、40Lとありますが、20L以上だと水を入れた時に重くなりすぎて、振れません…
10Lが小さすぎず、大きすぎずベストです。
他にも洗濯専用のウォッシュバックもあります。メーカー曰く世界最小の洗濯機です。
世界最小とうたっているだけあり、ポケットに入るぐらい小さくたためて、重さはわずか145g!
使い方は防水バックと同様、中にぬるま湯と洗剤、服を入れます。防水バックは振っていましたが、ウォッシュバックではバックの内面に洗濯板の代わりとなる凹凸が付いているので空気を抜いてもみ洗いできます。
使い方もバックの表面に記が載あるので迷った時も安心です。
【洗濯用】洗剤
ホテルのボディソープで代用する方もいますが、汚れ落ちも仕上がりもイマイチですので、あまりおすすめしません。
1ヶ月以上ホテルで滞在する方は現地のスーパーで購入して、余ったら置いて帰るのもアリです。
日本国内であれば特に問題ないのですが、海外ですと洗剤が見つけきれなかったり、香りが合わなかったりする場合があります。出張先で余計な心配事を減らすためにも小分けタイプの洗剤を持っていくことをおすすめします。
こちらの液体洗剤の小分けタイプか、下のドクターベックマン トラベルウォッシュがおすすめです。
使いたい量だけ取り出せるので出張時に重宝します。
両方とも欧州などの硬水にも溶けるので安心です。
【脱水用】セームタオル
手洗いした服を脱水してくれるセームタオル。濡れても絞れば、ふたたび水分を吸収してくれる吸水タオルです。
おすすめの使い方はセームタオルを広げて、その上に服を置きくるくる巻くだけ。非常に簡単です。
セームタオルは普通のタオルのようにかさばらず、場所を取りません。軽くてコンパクトなので是非スーツケースの隙間に忍ばせておきたいですね。
このミズノのセームタオルのようにスポンジ生地でしたら女性でも簡単に絞れるのでおすすめです。
また出張から帰ってからも、プールで体を拭くときなど、日常使いもできます!
【干す用】洗濯ロープ
洗濯を干すときにただのロープですと、洗濯物の重みで真ん中に集まってきがちです。集まってきて洗濯物どおしくっついてしまうと乾燥しづらく、生乾き臭も発生しやすくなります。
そんなときは、自重でロープが垂れたとしても、洗濯物どうしの隙間をキープしてくれるハンガーストップロープが便利です。
引っかける場所はカーテンレールや、衣類掛けのレールなどを使用しましょう。多少ロープが斜めになっても気にしたら負けです。
まっすぐロープが張れることの方が珍しいです。
【干す用】携帯ハンガー
携帯ハンガーはホテルのクローゼットから取り外せない時の非常用です。かさばりますし、クローゼットから取り外せて出番がないことも多いです。できるだけ場所を取らないものにしましょう。
↓の折り畳み式ハンガーはハンガー1個に洗濯ばさみが4つ内蔵されているので、靴下を干すときにも便利です。
日本のビジネスホテルでは、フロントに言えばハンガーを追加で貸してくれる場合もあるので聞いてみるのもありですね。
出張先での洗濯方法まとめ
本記事は「【長期出張時の洗濯ってどうする?】洗濯に使える便利グッズまとめ 旅行時の洗濯にも使える!」についてまとめました。
本記事で紹介した出張時の洗濯のコツを実践して、衣類の荷物を減らしてできたスペースを使って彼氏や彼女、家族に出張先のおみやげを買っちゃいましょう。
では、気を付けていってらっしゃい!